美容師ってやっぱりかっこいい

今日は本を読みました。

美容師さんなら多くの方が知っている
カリスマ美容師という言葉を使った方が
分かりやすいでしょうか、
東京にあるブランドサロンMINXを造り上げた
お一人で、8年前に他界されてなお
多くの方に影響を与え続けている。
「鈴木三枝子」さんの熱い美容師人生を
綴った本です。

知名が高校を卒業して、大阪の
美容室で働き始めた頃、
時はカリスマ美容師ブーム。
「ビューティフルライフ」
という美容師を描いたドラマを
木村拓哉さんが主演で。。
とにかくかっこ良かったです!
ただ、そのドラマが放映されてから
欲しかったTW200というバイクが
値上がりしたのも覚えています(笑)

僕もいつかは海の近くの美容室で
「カラン、カラン」と
お客様がドアを開ける音が聞こえたら
慌てて海から上がって仕事に戻る。
なーんて今は絶対思いませんが、(なんせ泳ぎが苦手なので
サーフィンは絶対する事ないし。。)
そんな感じもかっこいいと思ってました。

見た目の華やかさとは違い、
中は体育会系の美容業界(その当時は)。
営業後も毎日練習で、終わって寮に帰って
テレビを見ながら一息ついてたら
「テレビ見る暇あるのー」
と先輩に言われ。
できない事があれば、帰ってからも
練習する日々。
11人ぐらい入った同期も半年経たないうちに
3人になってました。
ただ、その環境に疑いを持つ事はなかったし
「辞める」
という選択肢も僕は浮かばなかった。

「下手な美容師は罪」
そう公言して指導にあたる
先輩もいて。
お客様に満足頂くのは
広い意味で「技術だけではない」
のですが、
「お客様を美しくする」
それを支える根源は「技術」。
「やはり技術」
そこから妥協せず、目をそらさず
指導くださった時代。かな。

その時は思わなかったはずですが、
振り返ると感謝しかないです。
この本を読みながら
自分の過去も蘇ったりして。

電車の移動中や待合室で
待ってる間に読んでいました。
鈴木三枝子さんの熱い想いを
人にぶつけて接してるのが
文面から強く感じて
2、3ページごとに
目の奥と鼻を結んだあたりが
ジーンと熱くなる。
涙が出そうで
人目が気になって何回も
閉じながら読みました。。

そういえば
僕が美容室で働きはじめて2、3年目に
中・高の同級生が
東京でミュージシャンをしていて
お互いが帰省した時に会いました。
その時に
「このパーマ、MINXであてたの」
誇らしげに言われたのを覚えてます。
その時は若かったので、
「できたデザインで勝負するものだ。お店の名前は
関係ない」と心の中で思ってました。。

ですが今は、ブランドサロンとよばれる事。
その名前には価値があると思っています。
そこの先人達が妥協なく、圧倒的な
エネルギーをもってコツコツと積み重ねて。
それがマインドとして
引き継がれてる。
そして圧倒的にお客様に必要とされてる。
その評価の形として周りの人が勝手に
ブランドサロンというのでしょうから。

「エネルギーを持って、コツコツと。そして今を熱く」

頑張りたいと思わせてくれた
一日をありがとうございます。

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